nanoMacro

「ミクロ」と「マクロ」 視点の往復運動

Canon EOS Kiss X9 ライブビュー撮影について

こんにちは。NDX9です。

 

X9 を購入して約4ヶ月が経ち、撮影にも少し慣れてきました。

ndx9.hatenablog.com

 

今日は「ライブビュー撮影」に関し、思うところがあったので記事にしてみました。

 

1.なぜ、X9に興味を持ったのか?

「ミラーレス一眼」の進化には目覚ましいものがあります。

「小型」というメリットは言うに及ばず、「連射」を始めとするカメラの基本性能においても従来の一眼レフを凌駕しつつあります。

なのに、何故X9に興味を持ったのでしょうか?

購入に際して、随分迷いました。

比較の対象になったのは、SONY α6000, α6300 あたり。

コンパクトで品質感も高く、写りも満足できそうでした。

更に連射性能は群を抜いている。

そのような購入候補がありながら、何故X9を選ぶ必要があるのか?

自分は上手く説明できませんでした。

大手家電量販店に毎日のように通い、売り場をウロチョロし、あれこれ堂々巡りを繰り返していました。

 

2.なぜ、X9を買ったのか?

そして、X9に決めました。

決め手になったのは、迷っている自分に対しての店員の一言。

「感覚的な話になりますが、一眼レフの場合は『撮影するために旅に出かけよう』。ミラーレスの場合は『旅に出たついでに撮影をする』と言う意識になります。その感覚は、『ファインダー越しに生の実風景を切り取ってシャッタ^を押す』と言う行為の性質に関連しているようです。」

 

この言葉、とても腹に落ちました。

 

そう、なぜ自分は新しいカメラを買おうとしているのか?

何を求めて新しいカメラを買うのか?

新しいカメラで何を得たいのか?

 

自分が美しいと思った光景を、その印象(記憶)のまま持ち帰りたい。

決して「自分がいつどこに行きました」といった、単なる「記録」を残したいのではない。

そのためには、シャッターを押すその瞬間に「自分自身の網膜に」「生で投影された景色」を感じている必要がある。

CMOSで変換された景色」を見ていては、そういう感覚になり得ない。

 

そう判断し、X9に決めました。

 

3.購入後

購入時の狙い通り、自分が美しいと思った光景を「記憶」としてとどめる行為に何千回と浸り満足してきました。

ところが、その思いを揺るがすようなシチュエーションに度々遭遇することになりました。

自分の子が少年野球をやっていることもあり、我が子の活躍シーンを撮るためにシャッターを押す機会は多いです。

ヒットを打った瞬間のシーンや、ゴロを捌いて送球するシーンは上手く撮れるととても満足感があります。

ndx9.hatenablog.com

 

 ところが、それらを撮るためにファインダーを覗いていると、上手な写真は撮れるのですが、その場の臨場感、興奮は全くといっていいほど味わえません。

これでは、「感動の瞬間を撮る」と言う目的に対し、本末転倒な行為になってしまいます。

投手が投げた球の行方、その球を打者が快音とともに打った打球の行方、相手チームの反応、応援の方々の盛り上がり、、、

そういった視覚情報を捨てて、ファインダー越しに我が子が打つ瞬間だけ見つめていても、本来の感動はありません。

 

4.ライブビュー撮影

そこで、ライブビューの出番です。

 

正直、ライブビューにはあまり多くを求めていませんでした。

X9ライブビューに力を入れているということもネットなどで知っていましたが、あまり気に留めていませんでした。

確かに撮影に必要な各種操作もライブビュー画面で行うととても便利になっています。

ただ、早くなったといっても、AFは比較的遅くなるし、連射速度も落ちる。

スポーツにはとても使えないな、と印象で決めつけていました。

しかし、上記のようなシチュエーションをライブビューで撮影すると、とても良いということに気づきました。

カメラはバッターの方に向けたまま、眼はファインダーから外し、視界はプレーに集中し、臨場感を感じながら応援することができます。

右手親指だけ、打つ瞬間にシャッターを押すだけであれば、試合観戦の没入感は損なわれることがありません。

シャッターの瞬間、画角を確認していないので構図がずれますが、多少のずれは画像補正ソフトでなんとでもなります。

連射速度の低下による劇的瞬間補足力は落ちますが、ひと押しのタイミングは繰り返すうちにコツがわかってくるものです。

 

4.結論

ライブビュー撮影はスポーツ観戦の臨場的感動を損なうことなく撮影するための強力な手段となり、「記憶」を持ち帰るという本来の目的に合致するモードだということがわかりました。

なら「ミラーレス」でいいじゃん、という説もあります。

正直、上記のようなシチュエーションなら、ミラーレスの方が良いと思います。

ただ、写真撮影は他のシチュエーションもあるわけで、例えば風景の記憶を持ち帰るときには、やはりファインダー越しに見る生の光を感じながら、シャッターを押し、「記憶」を持ち帰りたいと思うのです。

 

ミラーレスに光学ファインダーがついていれば、、、では意味がありませんね、、、

 

今回は以上です。